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作法

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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発音

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名詞

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  1. さほう人間気持ちよく生活していくための知恵立ち居振舞い法式礼儀作法行儀作法
    • 作法の厳しい家だ。きっとよほどえらい人たちが、たびたび来るんだ。」――宮沢賢治 (1924年). “図書カード:注文の多い料理店”. 青空文庫. 2023年6月1日閲覧。
    • 特に作法にやかましい、お茶人を相手としての戦いを挑んだ以上、卑屈は禁物、遠慮もほどほどにして、それよりも率直に存分を述べ、さあいかにと、正面切った方が偽りない作法ではないのかと、自分なりの考えをつけ、この押しのきき目あるなしを案じている……、というところである。――北大路魯山人 (1952年). “図書カード:茶美生活”. 青空文庫. 2023年6月1日閲覧。
  2. さくほう)物の作り方。
    • 若い人達の為めに、小説を書くに就いて、私の経験した作法見たいなものを書いて見る。――田山録弥 (1917年). “図書カード:小説新論”. 青空文庫. 2023年6月1日閲覧。
    • もちろん私は、こんな形式のものばかり書いて、満足しているものではない。こんな、ややこしい形式は、私自身も、骨が折れて、いやだ。既成の小説の作法も、ちゃんと抜からずマスタアしている筈である。――太宰治 (1939年). “図書カード:懶惰の歌留多”. 青空文庫. 2023年6月1日閲覧。

関連語

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中国語

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発音

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  • ピンイン: zuòfǎ
  • 注音符号: ㄗㄨㄛˋ ㄈㄚˇ
  • 閩南語: chok-hoat
  • 客家語: chok-fap

名詞

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  1. やり方、作り方。

動詞

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作 法

  1. (道士が)法術おこなう。

朝鮮語

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名詞

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(ハングル: 작법

  1. 作法。
  2. 法則さだめること。